1994年から白井市民に親しまれてきた「移動図書館車・さつき号」が、2003年6月の巡回終了を機に、ブルキナファソ国(西アフリカ)に贈られ、再利用されることに決まりました。
移動図書館などの車両は、通常廃車処分にされるところですが、資源の有効活用から再利用するという点で、国際協力への参加を推進することにもなり、各地方自治体(千葉県、白井市)、NGOとブルキナファソの連携強化が図られるものであります。
また、現地では、ほとんどの学校に図書室はなく、教科書でさえ3〜5人に一冊と物資が極端に不足しており、今回の移動図書館供与は、ブルキナファソの教育向上に大きく貢献することになります。
日本からブルキナファソへの輸送は、40フィートコンテナに載せ、海上・鉄道を利用して約3ヶ月間かかり、輸送費用だけでも
100万円を超えます。
豊かな国造りへの第一歩として、子供たちには教育を受ける権利と義務があると共に、教育を受ける最低限の環境が必要です。しかしながら、輸送費の不足は深刻なものであります。何とか、この供与事業を実施するためにも、輸送費の協力を御願いしたいと思っております。
また、現地で図書を購入する費用、さつき号に載せる、英語・仏語で書かれた本、絵本(日本語でも可)なども集めております。ご家庭で眠っている本など有りましたら是非御寄贈下さい。